あすなこ白書

日本のドラマっておもしろい!

【なつぞら】116話の(私的)あらすじと感想~なつよ、野上氏のツッコミは相変わらずキレキレだ~

 どうも、明日菜子です。相変わらずTwitterは凍結中なので、日課なつぞら感想をブログで書きます。

 

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116話「なつよ、笑って母になれ」

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咲太郎とマダムの結婚

咲太郎は、なつ夫婦に光子との結婚を報告する。光子との結婚は単なる思い付きではなく、実は咲太郎が声優プロダクションを始めた頃からそういう仲になったらしい。結婚を機に光子は川村屋の経営を退くことになり、川村屋の経営は野上さんが引き継ぐ。なつは二人の結婚を、心から喜んだ。咲太郎と光子、そしてなつは亜矢美に結婚の報告をするために風車へ向かう。咲太郎と光子の関係は以前から気付いていたと話す亜矢美も、二人の結婚を祝福した。

*** 

 

 明日のネタバレを見てしまったような気がして、ど、動揺しているけど続けます。

 

咲太郎の結婚話は早々に決着がついた。「家庭を持ったら安心して、経済的な負担をかけてもいいと思うんじゃないか」と言っていたけれど、それは逆だろう咲太郎(韻踏んだ)。野上さんに言われなければ結婚しなかったと言われてしまっも、一途に思い続けた相手(しかも「結婚」を意識していなかった人)と結婚までこぎつけたマダムは、明らかな“勝ち組”だと思う。

 

 

なつが川村屋に訪れた時、店にはフーテン族と言われる若者たちで溢れていた。

 

野上「フーテン族って呼ばれる若者たちですよ。それが新宿の街にあふれ出し、とうとう川村屋にまで…。そういえばあなたも若い頃、あんな格好されてましたよね。あなた、昔からフーテンだったんですね。」

 

なつ「フーテンって、家があるのにわざわざないふりをして生きてる若者たちですよね?私は子どもの頃、本物の浮浪児でした。

 

いやもうそれ何の話!!?突然の自虐(言いがかり)!!と画面前でワタワタしていると、

 

野上「何の自慢ですか?それは」

 

野上さん……好き……。 

【なつぞら】115話の(私的)あらすじと感想~なつよ、兄貴は大丈夫か~

 どうも、明日菜子です。相変わらずTwitterは凍結中ですが、私めげない!(Twitter社の皆さん、連絡お待ちしております!!)

 

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115話「なつよ、笑って母になれ」

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風車の立ち退きと咲太郎の決意

なつと坂場が結婚し、季節は夏へ。坂場は在宅で翻訳業務を行っており、まだ新しい会社は決まっていない。なつ達は「魔法少女アニー」というテレビ漫画を制作している。茜も原画を書いていて、子供を身ごもっていた。

一方、咲太郎は川村屋の野上から風車の立ち退きを知る。風車周辺が取り壊され、新しくデパートが建つそうだ。立ち退きの知らせを伝えるとともに、野上はマダムとの関係性を咲太郎に問いただす。

 

ある夜、咲太郎はなつの家を訪れる。咲太郎は風車の立ち退きをなつに知らせ、どうしたら亜矢美が自分を頼ってくれるのかを考えていた。その為には自分がけじめをつけることが必要と考え、川村屋のマダムとの結婚を決意する。

 

*** 

 

坂場が退社して約1年。まだ就職先は決まっていないが、代わりに主夫・坂場が誕生していた。相変わらず不器用だけど家事全般をこなし、指を切りつつもなつに弁当まで拵える……!(涙)前作の萬PayPayが(仕事のアイデアは考えてはいたが)家事を手伝うことなど全くなかったので、余計に染みる……(号泣)ちなみに朝の献立は、ハムエッグにトースト、そしてなぜかひじきに茄子の浅漬け。統一感は出ないが、坂場の不器用さが前面に出ていて愛おしい。

 

 

今週は咲太郎の話がメインになりそう。咲太郎×マダムは(言われるまで)ノーマークだったので、個人的にはドッヒャー案件である。咲太郎の声優プロダクションが軌道に乗っているので、資金目当てではないことを信じたい……!

なつと夕見子の合同結婚式には姿を見せなかった亜矢美。立ち退きをしり、これからは咲太郎に親孝行してもらいなよと言った色ボケ茂木社長に「大人になったんだから対等でいたいの」と笑う亜矢美が、やっぱり素敵だった。

【なつぞら】114話の(私的)あらすじと感想~なつよ、最終回かと思ったぞ~

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114話「なつよ、開拓者の郷へ」

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「たんぽぽバター」の商標が決まる 

田辺組合長に依頼されたたんぽぽバターの商標が完成した。牛の顔にたんぽぽの花で「T」を表している。そのTは「たんぽぽ」と「十勝」を表しているそうだ。依頼主の田辺組合長は大いに喜び、なつが作成した商標の使用が正式に決定した。

 

なつと夕見子の合同結婚式

挨拶をしてから一年後、なつと夕見子の合同結婚式が十勝で行われた。白無垢を身に纏ったなつは、時間になっても来ない泰樹を迎えに柴田牧場の作業場を訪れる。

 

*** 

 

なつと夕見子の合同結婚式!今回を語るのに多くの言葉はいらないね……。

 

 

なつの白無垢姿は予告で既出でしたが、それにしても何だこの美しさは……!圧倒的美美美美!まるで地上に舞い降りた天女のような、神々しい美しさだった。「広瀬すず×中川大志」の絵面も美しすぎる。第二の『ごちそうさん』夫婦再来はないのかね……。

対する夕見子は、彼女の愛らしさを具現化したような赤!少しおしゃまな雰囲気がいかにも“夕見子”で、中の人・福地桃子ちゃんにとても似合っていた。

 

 

結婚式には両家を始め、咲太郎や光子、のぶさん夫婦に同級生たちが勢ぞろい!陽平・天陽の並びを見て、この二人が兄弟ってしっくりくるなぁと改めて思ったり。個人的『なつぞら』の神回には必ずおんじが出てくるのですが、今回の作業場での挨拶シーンも泣ける泣ける。正雄の涙腺と私の涙腺は繋がっているのかもしれない。

 

 

今回は、理屈屋の坂場とロマンチスト天陽の奇跡のコラボレーションも!「絵とは何か」「絵を描くことと畑を耕すことは違うのか?」とバリバリの哲学的な質問に対し、「畑仕事は食うためで、絵を描くことは排泄かな……」と答える天陽。実は、天陽のモデルの方が奥さんに伝えた言葉そのものを引用した台詞なのだとか。自分の生活には直接関係はないけれど吐き出さなきゃ思いが溢れてしまうのだと、なかなか的を射た表現だなと思うのですが、その後の「あなたの絵を見て……僕も我慢できずに漏らしそうです…」と雰囲気をぶち壊す坂場が最高でした。その様子の”漏らし”は天陽くんのと明らかに主語が違うぞ……!!

最終回かと錯覚するような華やかでぬくもりのある回だった。柴田家の面々にしばらく会えないと思うと寂しいけれど、お仕事ターンの東京編に期待したい!

【なつぞら】113話の(私的)あらすじと感想~なつよ、バター×あんこは鉄板だ~

 

 

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113話「なつよ、開拓者の郷へ」

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雪次郎の魂「おバタ餡サンド」

雪次郎が皆を呼び出したのは、自分が開発した新製品を試食してもらうためだった。その名も「おバタ餡サンド」。ブッセ、バター煎餅の間にバターとあんこを混ぜたものを挟んだそうだ。これが大好評。満場一致で商品化が決まった。

雪次郎曰く、この餡バターサンドには夕見子が作る工場のバターを使いたいらしい。もちろん承諾する夕見子。雪次郎はその勢いで、今までの夕見子への想いを語り始める。

 

*** 

 

 

夕見子と雪次郎が結婚……!!

 

しかし、この辛辣モーニングトークのおかげでフラグが立った。「なかなか結婚を考えてくれないと親を悩ませる夕見子」×「グズグズしないで早く相手を探せと周りから言われる雪次郎」である。なつ×坂場と同じく、行く末を見守っていきたい。

【なつぞら】110話の(私的)あらすじと感想~なつよ、尺は足りるのか⁉~ - あすなこ白書

 

 これを書いたのが火曜日、まさか金曜日にこうなるとは思っていなかった。夕見子はどうしようもないおんじ風青年、雪次郎は蘭子に恋愛感情のような憧れのような何かを抱いていて、先月くらいに「おいおい」と二人ともに言っていたような気もする。

 

雪次郎「俺は夕見子ちゃんが好きだ。昔っからだ。今はもっと好きだ。」

夕見子「私は、もし結婚するとしたらあんたしかいないと思ってた」

雪次郎「えっ…いつ…いつから?」

夕見子「いつって…いつの間にかそう思ってたわ。」

 

雪次郎の想いはさておき、夕見子の唐突な「私も」宣言に度肝を抜かした人もいるかもしれない。でも「お前いつから好きやったんや現象」は『なつぞら』だけではなく他作品でも良く使われている手法で、そんなに特殊な事でもない。

 

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代表作はこれ

なんだかんだ言っても、はにかむ夕見子が激カワ案件だったのでオールオッケー!雪次郎の公開プロポーズがただの拍手で終わらなくて良かった。(天陽くんはきっと複雑な気持ちで見てたはず……)

 

この夕見子が本当に可愛い。 

 

夕見子と雪次郎の世紀のビッグカップルが誕生したことにより、真田丸的豪華絢爛親戚関係爆誕した。昌幸、内記、薫。そろそろ、おんじが大博打を始めるころ合いかもしれない。

【ルパンの娘】5話感想~本間朋晃「♪#♡!□◎(23時に到着します)」~

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↓あらすじはこちら

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どうする?大貫勇輔のこと触れとく?

 

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大貫勇輔、持ち前のスキルを活かしてただ無駄に尺を使ってる所が好き。

 

今回の目玉はみんな大好き・田中みな実のゲスト出演!しかし!個人的には、手下の真壁&本間ペアに夢中だった。

 

 

 『絶対正義』で話題になったみな実のお芝居。でもあの役は普段の彼女そのものだったんだろうなぁ。深キョンとの対峙は(当たり前だけど)さすが深キョン、女優だ……!となりました。VP風の島案内動画は良かった。しかしみな実の相手役はなかなかクセが強い。

 

小さいことは気にすんなただただ見てろ!の今作に、だらだらと感想を書くのは少々無粋な気もするし、改めて書くことは特にないのだけれど……

 

 

 

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真珠の「財布ステーキ」オマージュ回にリアタイ実況できないなんて悔しすぎるぜ!!!(財布の値段上がってた)

 

 

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【なつぞら】112話の(私的)あらすじと感想~なつよ、バターサンドはおいしいぞ~

 

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112話「なつよ、開拓者の郷へ」

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バターの商標作成を依頼されるなつ

無事に工場設置届を提出した田辺組合長は、静養のために入院をしていた。田辺組合長に呼び出されたなつは、バターの商標作成を依頼される。バターの名前は「たんぽぽバター」。考案者は剛男で、十勝の農民に春を知らせてくれるたんぽぽを採用したそうだ。思いもよらない大役だが、なつは喜んで依頼を引き受ける。

 

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白い恋人、ロイスのチョコレート、じゃがポックル……と美味しいものは数あれど、北海道土産で一番好きなのがバターサンドです。雪次郎、ありがとう。小畑、おっバター雪次郎。君はバターサンドを作る運命だったんだ。

 

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今回は話に大きな動きがない分、なつの周りの人たちの変化が描かれていた。

雪次郎の新メニュー開発、方向性を決めた坂場、のぶさんの結婚そうのぶさんの結婚!!!!!!!!!!!!なつぞら』イチの良い人、のぶさんの結婚が判明したのだ。お相手は三倉茉奈。社内恋愛なところが実にのぶさんらしい。

優しさのかたまり・のぶさんが、ようやく自分の家庭を持てたことは本当に嬉しい。嬉しいのだが、第1話から大人姿で登場し幼い頃のなつを助けたりと、なにかと“ヒーロー”的なポジションで描かれていたのぶさんの立場は一体……?

 

 

「無関係のなつがバターの商標を描くこと」について考えてみる

無関係のなつが商標を描く流れについては、なかなかの力技のように思うけども、同時にベストな折衷案だとも思う。

 

ヒロインだからと無理やり参加させた農協問題にやっぱりなつが入る余地はなく、申し訳ないけど「なつ、いる?」と思ってしまった。その「なつ、いる?」を少しでも和らげるため、そして「なつ、いるんだよ!」と農協問題におけるなつの存在意義を齎すために用意したのが“商標の作成”なのだろう。わかるわかる。

しかもバター作りは、今作の最重要人物・おんじの長年の夢だ。「おんじと一緒にヒロインのなつがバター作りに挑む!」展開になれば喜ばしいが、『なつぞら』の本筋はバターではなくアニメを作ることだし、東京在住のなつが本格的にバター作りに参加する流れは恐らくない。でもなつが商標を描くことによっておんじの夢に少し加わる形になり、“なつ+おんじが手掛けたバター”が完成するわけだ。わかるわかる。でもやっぱり「それ今する?」感は拭えないよねぇ……。なつがどういう形で休暇を取っているかわからないけど、話のメインであるアニメーターを休んでまですることなのっ⁉と私の心の中のモンペが立ち上がりそう。大幅な時代改変になるかもしれないけど、この展開ならば上京前のなつに描かせていた方がまだ自然な流れのような気がした。

 

朝見てずっと思っていたことを書けたので満足はしているがいまいち締まらないので、今日は劇中の台詞で締めようと思う。ロマンチストな坂場くんと北海道の母なる大地の相性は抜群で、坂場くんが紡ぐ言葉にはまるで彼の心をそのまま映しているような瑞々しさがあるなぁと思っていたのだけど、それより好きなシーンが出てきてしまった。

 

泰樹「めんこい子だな。」

 

富士子「そりゃテレビに出てる子だもの」

 

泰樹「めんこくない子も出てる。」

 

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【Heaven?】5話感想~川合くんは、ドジっ子から天使になった~

どうも、明日菜子です。先日Twitterが凍結したので、ブログにて感想を書きます。

  

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*あらすじ

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***

先日、知り合いがHeaven?の原作ファンだと知った。比較的ドラマにしやすい内容だと思って見ていたが、初回で視聴をやめてしまったらしい。確かに「一風変わったレストランで変なオーナーと個性豊かな従業員が繰り広げるドタバタコメディ」ならば、一見おもしろそうに見える。だけど残念なことに、ドラマ版Heaven?はイマイチ良さを出せていない。

 

でも、キャストは良い!繰り返す、キャストは良いんだ。

特に私が推すのは、今作イチのドジっ子・川合を演じる志尊淳。栗色のマッシュヘアーに、零れ落ちそうな黒目がちの瞳をしたドラマ版の川合くんは、私たちが思い描く“THE2次元の男の子”だ。通常ならば、売りたい新人俳優にあてがわれそうな“いかにも~”な役どころだろう。しかし抜擢されたのは志尊淳、若手ながら演技力の化け物だ。あの志尊淳があえて若手のふり(私にはそう見えるだけ)をして“いかにも~”な川合くんを全力且つ巧みに演じている。その絶妙なアンバランスさに、なぜか私は萌えを感じてしまうのだ。

 

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第5話では川合くんにスポットがあたり、川合くんが“使えないただのドジっ子”ではなく“使えないけどめちゃくちゃ良い子"だと判明した。オーナーに会えば必ず「オーナーこんにちは!」と言う川合、賄いを食べたら「今日もおいしかったよ、いつもありがとう」とシェフに必ず伝える川合、食後の歯磨きを忘れない川合、普段から伊賀くんのことを(恐らく)神様だと思っている川合、大幅に遅刻をしても伊賀から借りたサービスの本を取りに行きたかった川合、「気分悪いわ!」と怒るクレーマー・アンミカにそっと胃薬を差し出す川合。そう。川合くんは使えないけど良い子なのだ。

 ……最後に川合くんがてへぺろ☆と思わず星が飛びそうなキメ顔をしたとき、私は人が天使になる瞬間を見た気がした。ありがとう川合くん、ありがとう志尊淳。なんかよくわからないけどありがとう。準主役の観もド級の良い人なので、「良い子×良い人」で構成された第5話はなんとも尊い世界だった……。

 

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(ご飯を食べる時にきちんとナフキンをつける川合くん……)

 

とは言うものの、先述した知り合いにドラマ版を再度薦めるかと聞かれたら、多分しない。題材は面白いし(原作のイメージと合致するかはさておき)キャストは良いのに、イマイチ前のめりに見ることが出来ないからだ。小学生が考えたのかと思う生首演出も相変わらず蛇足。特にメッセージ性がある作品でもないので、“で?”感も否めない。

でもキャストは良い、キャストは良いんだ!(三度目)実は石原さとみも大好きな私。さとみや志尊淳、そして愛すべき役者たちを“諦観の笑み”で今後も見守ろうと思う。