あすなこ白書

日本のドラマっておもしろい!

【なつぞら】113話の(私的)あらすじと感想~なつよ、バター×あんこは鉄板だ~

 

 

どうも、明日菜子です。Twitterが絶賛凍結中なので、日課なつぞら感想をブログで書いています。

 

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113話「なつよ、開拓者の郷へ」

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前回はこちら↓

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雪次郎の魂「おバタ餡サンド」

雪次郎が皆を呼び出したのは、自分が開発した新製品を試食してもらうためだった。その名も「おバタ餡サンド」。ブッセ、バター煎餅の間にバターとあんこを混ぜたものを挟んだそうだ。これが大好評。満場一致で商品化が決まった。

雪次郎曰く、この餡バターサンドには夕見子が作る工場のバターを使いたいらしい。もちろん承諾する夕見子。雪次郎はその勢いで、今までの夕見子への想いを語り始める。

 

*** 

 

 

夕見子と雪次郎が結婚……!!

 

しかし、この辛辣モーニングトークのおかげでフラグが立った。「なかなか結婚を考えてくれないと親を悩ませる夕見子」×「グズグズしないで早く相手を探せと周りから言われる雪次郎」である。なつ×坂場と同じく、行く末を見守っていきたい。

【なつぞら】110話の(私的)あらすじと感想~なつよ、尺は足りるのか⁉~ - あすなこ白書

 

 これを書いたのが火曜日、まさか金曜日にこうなるとは思っていなかった。夕見子はどうしようもないおんじ風青年、雪次郎は蘭子に恋愛感情のような憧れのような何かを抱いていて、先月くらいに「おいおい」と二人ともに言っていたような気もする。

 

雪次郎「俺は夕見子ちゃんが好きだ。昔っからだ。今はもっと好きだ。」

夕見子「私は、もし結婚するとしたらあんたしかいないと思ってた」

雪次郎「えっ…いつ…いつから?」

夕見子「いつって…いつの間にかそう思ってたわ。」

 

雪次郎の想いはさておき、夕見子の唐突な「私も」宣言に度肝を抜かした人もいるかもしれない。でも「お前いつから好きやったんや現象」は『なつぞら』だけではなく他作品でも良く使われている手法で、そんなに特殊な事でもない。

 

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代表作はこれ

なんだかんだ言っても、はにかむ夕見子が激カワ案件だったのでオールオッケー!雪次郎の公開プロポーズがただの拍手で終わらなくて良かった。(天陽くんはきっと複雑な気持ちで見てたはず……)

 

この夕見子が本当に可愛い。 

 

夕見子と雪次郎の世紀のビッグカップルが誕生したことにより、真田丸的豪華絢爛親戚関係爆誕した。昌幸、内記、薫。そろそろ、おんじが大博打を始めるころ合いかもしれない。

【ルパンの娘】5話感想~本間朋晃「♪#♡!□◎(23時に到着します)」~

どうも、明日菜子です。Twitterが絶賛凍結中なので、ここで感想を書きます。

 

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↓あらすじはこちら

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どうする?大貫勇輔のこと触れとく?

 

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大貫勇輔、持ち前のスキルを活かしてただ無駄に尺を使ってる所が好き。

 

今回の目玉はみんな大好き・田中みな実のゲスト出演!しかし!個人的には、手下の真壁&本間ペアに夢中だった。

 

 

 『絶対正義』で話題になったみな実のお芝居。でもあの役は普段の彼女そのものだったんだろうなぁ。深キョンとの対峙は(当たり前だけど)さすが深キョン、女優だ……!となりました。VP風の島案内動画は良かった。しかしみな実の相手役はなかなかクセが強い。

 

小さいことは気にすんなただただ見てろ!の今作に、だらだらと感想を書くのは少々無粋な気もするし、改めて書くことは特にないのだけれど……

 

 

 

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真珠の「財布ステーキ」オマージュ回にリアタイ実況できないなんて悔しすぎるぜ!!!(財布の値段上がってた)

 

 

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【なつぞら】112話の(私的)あらすじと感想~なつよ、バターサンドはおいしいぞ~

 

どうも、明日菜子です。Twitterが絶賛凍結中なので、日課なつぞら感想をブログで書いています。

 

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112話「なつよ、開拓者の郷へ」

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バターの商標作成を依頼されるなつ

無事に工場設置届を提出した田辺組合長は、静養のために入院をしていた。田辺組合長に呼び出されたなつは、バターの商標作成を依頼される。バターの名前は「たんぽぽバター」。考案者は剛男で、十勝の農民に春を知らせてくれるたんぽぽを採用したそうだ。思いもよらない大役だが、なつは喜んで依頼を引き受ける。

 

*** 

白い恋人、ロイスのチョコレート、じゃがポックル……と美味しいものは数あれど、北海道土産で一番好きなのがバターサンドです。雪次郎、ありがとう。小畑、おっバター雪次郎。君はバターサンドを作る運命だったんだ。

 

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今回は話に大きな動きがない分、なつの周りの人たちの変化が描かれていた。

雪次郎の新メニュー開発、方向性を決めた坂場、のぶさんの結婚そうのぶさんの結婚!!!!!!!!!!!!なつぞら』イチの良い人、のぶさんの結婚が判明したのだ。お相手は三倉茉奈。社内恋愛なところが実にのぶさんらしい。

優しさのかたまり・のぶさんが、ようやく自分の家庭を持てたことは本当に嬉しい。嬉しいのだが、第1話から大人姿で登場し幼い頃のなつを助けたりと、なにかと“ヒーロー”的なポジションで描かれていたのぶさんの立場は一体……?

 

 

「無関係のなつがバターの商標を描くこと」について考えてみる

無関係のなつが商標を描く流れについては、なかなかの力技のように思うけども、同時にベストな折衷案だとも思う。

 

ヒロインだからと無理やり参加させた農協問題にやっぱりなつが入る余地はなく、申し訳ないけど「なつ、いる?」と思ってしまった。その「なつ、いる?」を少しでも和らげるため、そして「なつ、いるんだよ!」と農協問題におけるなつの存在意義を齎すために用意したのが“商標の作成”なのだろう。わかるわかる。

しかもバター作りは、今作の最重要人物・おんじの長年の夢だ。「おんじと一緒にヒロインのなつがバター作りに挑む!」展開になれば喜ばしいが、『なつぞら』の本筋はバターではなくアニメを作ることだし、東京在住のなつが本格的にバター作りに参加する流れは恐らくない。でもなつが商標を描くことによっておんじの夢に少し加わる形になり、“なつ+おんじが手掛けたバター”が完成するわけだ。わかるわかる。でもやっぱり「それ今する?」感は拭えないよねぇ……。なつがどういう形で休暇を取っているかわからないけど、話のメインであるアニメーターを休んでまですることなのっ⁉と私の心の中のモンペが立ち上がりそう。大幅な時代改変になるかもしれないけど、この展開ならば上京前のなつに描かせていた方がまだ自然な流れのような気がした。

 

朝見てずっと思っていたことを書けたので満足はしているがいまいち締まらないので、今日は劇中の台詞で締めようと思う。ロマンチストな坂場くんと北海道の母なる大地の相性は抜群で、坂場くんが紡ぐ言葉にはまるで彼の心をそのまま映しているような瑞々しさがあるなぁと思っていたのだけど、それより好きなシーンが出てきてしまった。

 

泰樹「めんこい子だな。」

 

富士子「そりゃテレビに出てる子だもの」

 

泰樹「めんこくない子も出てる。」

 

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【Heaven?】5話感想~川合くんは、ドジっ子から天使になった~

どうも、明日菜子です。先日Twitterが凍結したので、ブログにて感想を書きます。

  

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*あらすじ

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***

先日、知り合いがHeaven?の原作ファンだと知った。比較的ドラマにしやすい内容だと思って見ていたが、初回で視聴をやめてしまったらしい。確かに「一風変わったレストランで変なオーナーと個性豊かな従業員が繰り広げるドタバタコメディ」ならば、一見おもしろそうに見える。だけど残念なことに、ドラマ版Heaven?はイマイチ良さを出せていない。

 

でも、キャストは良い!繰り返す、キャストは良いんだ。

特に私が推すのは、今作イチのドジっ子・川合を演じる志尊淳。栗色のマッシュヘアーに、零れ落ちそうな黒目がちの瞳をしたドラマ版の川合くんは、私たちが思い描く“THE2次元の男の子”だ。通常ならば、売りたい新人俳優にあてがわれそうな“いかにも~”な役どころだろう。しかし抜擢されたのは志尊淳、若手ながら演技力の化け物だ。あの志尊淳があえて若手のふり(私にはそう見えるだけ)をして“いかにも~”な川合くんを全力且つ巧みに演じている。その絶妙なアンバランスさに、なぜか私は萌えを感じてしまうのだ。

 

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第5話では川合くんにスポットがあたり、川合くんが“使えないただのドジっ子”ではなく“使えないけどめちゃくちゃ良い子"だと判明した。オーナーに会えば必ず「オーナーこんにちは!」と言う川合、賄いを食べたら「今日もおいしかったよ、いつもありがとう」とシェフに必ず伝える川合、食後の歯磨きを忘れない川合、普段から伊賀くんのことを(恐らく)神様だと思っている川合、大幅に遅刻をしても伊賀から借りたサービスの本を取りに行きたかった川合、「気分悪いわ!」と怒るクレーマー・アンミカにそっと胃薬を差し出す川合。そう。川合くんは使えないけど良い子なのだ。

 ……最後に川合くんがてへぺろ☆と思わず星が飛びそうなキメ顔をしたとき、私は人が天使になる瞬間を見た気がした。ありがとう川合くん、ありがとう志尊淳。なんかよくわからないけどありがとう。準主役の観もド級の良い人なので、「良い子×良い人」で構成された第5話はなんとも尊い世界だった……。

 

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(ご飯を食べる時にきちんとナフキンをつける川合くん……)

 

とは言うものの、先述した知り合いにドラマ版を再度薦めるかと聞かれたら、多分しない。題材は面白いし(原作のイメージと合致するかはさておき)キャストは良いのに、イマイチ前のめりに見ることが出来ないからだ。小学生が考えたのかと思う生首演出も相変わらず蛇足。特にメッセージ性がある作品でもないので、“で?”感も否めない。

でもキャストは良い、キャストは良いんだ!(三度目)実は石原さとみも大好きな私。さとみや志尊淳、そして愛すべき役者たちを“諦観の笑み”で今後も見守ろうと思う。

【なつぞら】111話の(私的)あらすじと感想~なつよ、大泉洋も連れてこい~

 

どうも、明日菜子です。Twitterが絶賛凍結中なので、日課なつぞら感想をブログでしています。

 

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111話「なつよ、開拓者の郷へ」

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なつは再び“田辺の女神”となれるのか?

なつと坂場は、会議前の農協を訪れる。以前になつの力で泰樹の説得に成功し、牛乳の共同販売を実現させた田辺組合長は、なつとの再会を喜んでいた。なつたちが会議場に向かうと番長やよっちゃん、そして天陽たちの姿もあった。

十勝の各農業組合長たちも集まり、いよいよ緊急会議が開かれた。十勝協同乳業を実現させるために、何としてでも工場設置届を時間内に提出したいと力説する田辺組合長。しかし、国が妨害するのはこの計画を無謀と判断したからで、これ以上メーカーを敵に回したくないと反対する人もいた。

 

菊介が語る「開拓者2世、3世の思い」

会議が難航すると思われた中、ふと菊介が口を開く。

 

「その工場は、ほかの乳業メーカーよりも美味いバターが作れるんだべ?」

 

「俺らが、もっと俺らの手で、おいしいバターを作ろうとしてるだけだべさ?」

 

「したら、なして迷うことがあるんだ…。俺らの手で人に喜んでもらうことをするのに、なして迷うことがあるんだ!」

 

菊介の素直な気持ちに心動かされた参加者たち。満場一致で工場設置届を役所へ提出することになった。

 

***

”登場人物を出すだけ出す”ような真似は絶対にしない!という意志を感じる『なつぞら』脚本。まさかあの菊介さんの言葉に心打たれるとは想像だにしておらず、朝から胸が熱くなってしまった……。上の台詞の後が更に激アツポイントで、この台詞がめちゃくちゃ良い。

 

「ここにいる人らは ほとんどが開拓者の2世か3世だべ?おやじらのように荒れ地を耕して開拓した誇りは俺らにはないかも分からんけど……。俺らにだって開拓できることはまだまだあるはずだべさ!」

 

なつぞら』では「開拓者」がキーワードの一つ。0から道を耕していった彼らの功績が、まるで神様の所業かのように北海道の人々に浸透している。でも開拓者だけが偉いのか?開拓者の意思を継ぎ、土地を守っていこうとする後に続く人たちも同じくらい凄いのではないか?と、過剰な“開拓者信仰”にモヤっとする場面もあったり。

しかし今回!誰もがキーパーソンだと思っていたおんじではなく、前に出たのは開拓者たちの後に続く2世・3世のプライドを見せた菊介!今朝は“菊介の乱”と言っても良いでしょう。「おやっさん。もう、わしらの出る幕でないですね。」と微笑む悠吉とおんじにもグッときた。

 

 

今回の目玉は何と言っても、TEAM NACSのリーダー・森崎博之!不自然すぎるここまで騒ぎを大きくされては、リーダーである私が矢面に立つしかないでしょう」の台詞は、制作側の遊び心なのだろう(不自然すぎるけど)。同じメンバーの戸次重幸・音尾琢真からやいのやいのと言われ、中でも菊介の「それでもあんたは道産子か!」は突然の言いがかりすぎて笑った。全く関係ないけれど、こうなったらヤスケン演じる雪之介がいてほしかった。菓子屋だけど。

 

ところで帯広に飛ばされた移動になったノブさんは元気だろうか……。ノブさん、私はTwitterを凍結されても元気です(早く復活して!!)

【なつぞら】110話の(私的)あらすじと感想~なつよ、尺は足りるのか⁉~ - あすなこ白書

 

これを書いたのが、つい昨日のこと。気付いたらノブさんが登場していた。思わず「ノブさん!」となつが声をかけるものの、仕事中だからと視線だけ送ったノブさん、公私混同をきちんと分けるタイプの男でマジ推せる。

昨日は「尺は大丈夫か?」としゃしゃってしまったが、今となっては尺が足りる気しかしない。

【なつぞら】110話の(私的)あらすじと感想~なつよ、尺は足りるのか⁉~

どうも、明日菜子です。ブログを書くのは三ヶ月以上ぶりになります。

 

昨日Twitterアカウント(@asunako_9)が凍結しました。明日菜子アカウント(ドラマ感想)を開設してから約2年半、ツイッタ歴自体は9年以上になりますが、こ、こんなこと初めて……。昨日月曜日はドラマを珍しくリアタイせず、大好きなお店でマスターと2期ぶりにドラマ談義を交わしておりました。そのお店自体が名作『隣の家族は青く見える』のロケに使われていた場所で、となかぞ・わたさくファンにとっての“聖地”でもあります。

 

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http://shotobase.com/

 

月曜から飲んでま〜す!ドラマ談義してま〜す!と呟いて、すぐ凍結。なぜ……?!間違いなく2019年ショックだった出来事TOP5に入る。

 

ちなみに、飲みにきたぜ〜以前のツイートは「リア友にまでTwitterのこと言われてるけど、なんで私が四六時中Twitterしてる前提で話すん?笑笑(要約)」だった気が。……それか?ごめんなさい、寝てるとき以外はTwitterしてます。あとはドラマの感想と……「#ドラクエ映画 で検索するたびに、実写版デビルマンが見たくなる摩訶不思議現象が起きている」ってツイートしたくらいかな。恐らく一時的なトラブルだとは思いますが、Twitterは繋がりの場でもあり、私の日々の積み重ねでもあるので、一刻も早く元に戻ってほしいマジで。実写版デビルマンも必ず履修するから……。

 

メインツールのTwitterが遮断されて絶望的な気持ちになりましたが、逆にこれは放置していたブログを書くチャンスだとも思いました(でも早く戻ってくれ)。

 

私はTwitterで各ドラマの感想(今期は16-18本+朝ドラ&大河)を書いています。その中でも毎日(正確に言うと週6)必ずツイートしているのが、朝ドラ『なつぞら』感想。雨が降っても体調が悪くても二日酔いでも特に言うことがなくても呟いてきた朝ドラ感想ツイートを、凍結ごときで止めるわけにはいきません!!というわけでTwitterが復活するまで、ブログにて感想をつらつら書きます。

 

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110話「なつよ、開拓者の郷へ」

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前回のお話(by明日菜子)

坂場からのプロポーズに応えたなつ。二人は、なつの故郷・北海道十勝に来ていた。父・剛男は農協の専務に就任し、夕見子は農協に就職。農業の新しい可能性を探すべく、海外視察にも同行したらしい。柴田家は皆健在で、照男の息子・地平や末っ子の明美もすっかり大きくなっていた。結婚の挨拶は滞りなく(?)終了。会社を辞めた坂場を不安に思うものの、「なつが決めた人ならば」と二人の結婚を祝福した。

 

 

「雪月」にて北海道メンツが大集合!

坂場となつは、帯広の「雪月」へ結婚の挨拶に行く。そこには役者を辞め、菓子職人として邁進する雪次郎の姿があった。「俺がいなくても東京は回るんだな」と寂し気な様子を見せた雪次郎だが、本人曰く菓子職人の方が合うらしい。雪之介や妙子、そしてとよ婆も皆健在。とよ婆は雪之介に支えられながら登場したものの、「柴田の爺さんに(坂場は)殺されなかったかい?」と口の悪さは相変わらずだった。

雪月一家と会話に花を咲かせていたところに、高校時代の恩師・倉田先生が登場!興行的には成功と言えずに終わった『神をつかんだ少年クリフ』を絶賛した。そこへ夫婦となった番長&よっちゃんも登場!よっちゃんは第三子を妊娠中で、天陽家族にも男の子がいると言う。

 

夕見子の開拓者精神が目を覚ます!

農協に勤めている夕見子は、田辺組合長のもとで酪農家たち主体の乳製品工場の建設に奮闘している。よっちゃん家の牧場を継いだ番長曰く、北海道の酪農家は8~9割が赤字経営で苦しんでいるらしい。田辺組合長は、企業を介さずに酪農家自らが乳製品を消費者に届ける「酪農王国」を目指していた。

ところが工場建設に国からの横やりが入る。「十勝全域を国の集約酪農地域に指定する」という文章が届いたのだ。集約酪農地域に指定されると国の補助金を受けることはできるが、独立した乳製品工場を建てることが出来ない。たった一つ残された道は、工場新設の届け出を明日の午前中までに役所へ出すこと。そのためには、組合長会議で一刻も早く決定を下さねばならない。酪農家の一致団結を見せるため、夕見子は泰樹に会議へ出席するよう願い出る。人が大勢いた方がいいからと、なぜかなつと坂場も会議に出席することになった。

 

***

 

やっぱり楽しい北海道編!坂場となつの結婚で一波乱あるかと思いきや、まさかの十勝酪農家・独立編へ……。話が壮大すぎる。会社を辞めた坂場はまだしも、なつの仕事は大丈夫なのだろうか。

変な男にひっかかって結局実家に帰った夕見子が腐ることなく、自分の道を突き進んでる姿は誇らしい。柴田牧場の面々だけではなく、雪月一家が健在なことも嬉しかった。とよ婆の老いは目に見えてわかったけど(そこを自然に表現する高畑淳子が素晴らしい)、「そしたら今は無職かい?」「それでよく来たねえ」と言葉のキレは鈍っちゃいない。

 

ヒロインの一挙一動に声を荒げたくない……のだけど。どうしてなつはこんなにも擦れてしまったのか。どうも視聴者に嫌われるように作られているとしか思えない。(これが“朝ドラ鉄板の国民から愛される清楚系ヒロイン”へのアンチテーゼなのだとしても、少々やりすぎだと思う)

 

富士子「(仕事に一生懸命な)おかげで、夕見子もなかなか結婚の事を考えてくれないんだわ」

 

なつ「ごめんね、夕見。夕見より先にして」

 

夕見子「大丈夫、全然羨ましくないから」

 

鼻から紅茶豆乳が出ると思った。爽やかな朝に言わせる台詞ではないと思います(アラサーOL/東京在住)なぜこんなにも“嫌われ”に向かっているのか謎。ひたすら謎なのである。

しかし、この辛辣モーニングトークのおかげでフラグが立った。「なかなか結婚を考えてくれないと親を悩ませる夕見子」×「グズグズしないで早く相手を探せと周りから言われる雪次郎」である。なつ×坂場と同じく、行く末を見守っていきたい。

 

ところで帯広に飛ばされた移動になったノブさんは元気だろうか……。ノブさん、私はTwitterを凍結されても元気です(早く復活して!!)

2019春ドラマ初回感想④ミストレス~集団左遷!!

\みんな~~!ドラマ見てる~!?/

 

どうも、明日菜子です。今回が春ドラマシリーズの初回感想ラストになります。

「ドラマは最初から見た方がおもしろい」常々そう思っている暇な私が、各局の新ドラマの初回感想(大事なことなので太字)を足早にお届けします。放送後一週間はTVer(https://tver.jp/)などの配信サービスで無料配信を行っているので、気になる作品はぜひチェックして見てください!

 

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「○○見てますか?」と聞いてくださる方がいるので、まとめてみました

★5がMAX。★3で「時間があるなら見てもいいと思う」「可もなく不可もない」。

 

***

 

『ミストレス~女たちの秘密~』ーNHK/金曜22時ー

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英国ドラマを原作に、秘密を抱える4人の女性が「幸せな愛」を追い求める姿を描く。医師の香織(長谷川京子)は、不倫関係だった恋人が自殺し、恋人の息子・貴志(杉野遥亮)から疑いの目を向けられていた。一方で、香織の友人である友美(水野美紀)、冴子(玄理)、樹里(大政絢)も、それぞれ問題を抱えていた。(ザテレビジョンより引用・以下同)

www.nhk.or.jp

初回満足度:★★

 

 道ならぬ恋の終わりを迎えた長谷川京子、少し怪しげな男に心惹かれる水野美紀、愛する夫との関係に悩む玄里、自由奔放な恋愛を楽しむ大政絢。このメンツが面白くないわけがない!と放送前から期待していたので、サラっとした初回に少し肩透かし。嵐の前の静けさだと思いたい。

 

 

『家政夫のミタゾノ』ーテレビ朝日/金曜23時15分―

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松岡昌宏扮する女装した家政夫・三田園の活躍を描く第3弾。むすび家政婦紹介所の営業を再開した頼子(余貴美子)は、三田園を呼び戻し自身のおいである見習い家政夫・光(伊野尾慧)の教育係に任命。三田園は光ともう一人の新人・萌(川栄李奈)と共に、飲食業界のドン・丹波大和田伸也)邸の謎を暴く。

www.tv-asahi.co.jp

初回満足度:★★★★

 

話の内容はよく分からないけれど、なぜか面白い。テレ朝深夜枠の真骨頂だと思います。物語は超カオスなのに、テンポも良く、構成や起承転結がしっかりしているのがにくい!しっかりしているからこそ嫌いになれない!サードシーズンとなる今作から見ても大丈夫。ミタゾノさんを見るときは、何も考えず、ただただ作品をお楽しみください。

 

 

『俺のスカート、どこ行った?』ー日本テレビ/土曜22時―

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古田新太主演の学園エンターテインメント。新学期を迎えた豪林館学園高校2年3組に新しい担任教師が赴任する。始業式に現れたその教師は、ゲイで女装家の原田(古田)だった。教師らしからぬ言動でマイペースを貫く原田に、長井(松下奈緒)ら周囲の教師は困惑する。その後、最初のホームルームが始まる。

www.ntv.co.jp

初回満足度:★★★.5

 

第一話しか放送されていませんが、日テレプライム枠では一番でしょう!

定番尽くしの学園ドラマに、トレンドをうまく取り入れていました。主人公の設定もさることながら、物事の捉え方や考え方、生徒への寄り添い方も“今っぽい”。ポカリスエットのCMを見た時のようなエモさを感じた初回でした。主人公の原田を演じる古田新太も良い!何を考えているか全く読めない顔立ちが、何とも、何とも言えませぬ。このまま突っ走ってくれますように!

 

 

腐女子、うっかりゲイに告る』ーNHK/土曜22時―

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浅原ナオトの小説を原作にした青春群像劇。高校生の純(金子大地)は、クラスメートの三浦(藤野涼子)がBL本を買っているところを目撃するが、「みんなには黙っていて」と懇願される。実は純も、ゲイで男性の恋人がいることを周囲に隠していた。そんな中、純は、三浦にBLイベントと水族館のデートに誘われる。

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 初回満足度:★★★★

 

小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』のドラマ化。原作未読ですが、軽やかさを感じるドラマ版のタイトルがとても良いなぁ。

ゲイの純と腐女子の三浦、クラスメイト二人の共通点は「擬態」。二人がもう少し大人になれば、きっと物事の受け止め方も変わって、もう少し楽に生きれるんじゃないか。この時期特有の息苦しさや焦燥感で悩む二人の様子が色濃く出ていて、噛めば噛むほどに味が出るような作品です。

見つめられるとドキッとするような金子大地と、ぽわわ~んとして真っすぐな藤野涼子の対比も面白い。QUEENの名曲と共に、二人の今後をそっと見守りたい。

 

集団左遷!!』ーTBS/日曜21時―

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廃店が決まっている銀行支店の支店長になった主人公・片岡洋(福山雅治)が、リストラ寸前の社員たちと巨大組織に立ち向かう姿を描く。支店長として初出勤した片岡は、つかみどころのない副支店長・真山(香川照之)に困惑する。そんな中、支店長枠で高額の融資をしていた顧客が夜逃げするという事態が起きる。

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 初回満足度:★★

池井戸潤かと思いきや、池井戸潤原作ではない今作。日曜劇場プライドに懸けて一定のクオリティは保つと思うけど、同じビジネスドラマならばテレ東の『スパイラル』の方が面白かった。頑張ってきた主人公が、会社に「頑張るな」と釘を刺され、それでもあきらめずに頑張ろうと決めた第一話。エレファントカシマシの主題歌と福山雅治が、驚くほどにミスマッチ。

 

 

『頭に来てもアホとは戦うな』ー日本テレビ/月曜24時59分―

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 75万部を突破したビジネス書を知念侑李主演でドラマ化。ケンブリッジ大学を首席で卒業した小太郎(知念)は、野望を抱いて老舗おもちゃ会社に入社。入社早々、小太郎は社内の新規おもちゃ企画コンペに参加するべくやる気に燃える。だが、上司の片岡(東幹久)は“熱血アホ”で小太郎は片岡に振り回されてしまう。

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初回満足度:★.5

 

世に蔓延るアホたちとどのようにして渡り合っていくのか。ビジネス書原作のハウトゥードラマのようです。ジャニーズが好きな人しか見ない枠だろうに、なぜターゲット層とかけ離れた題材を持ってくるのか、謎!

主演の知念侑李の可愛さだけで言えば★無限大。内容はいつもの「シンドラクオリティ」。ゆるく見れるというよりも、トンチキな部類に入ります。知念くんが好きな方は見ればいいかも。私は見ます。

 

***

 2019春期は、各局1つは面白そうな作品があって良かった!(当社比)各作品の各話感想はTwitterで呟いております。(デジタルタトゥーの初回感想もTwitterで!)

みなさま、今期も素敵なドラマライフを!

 

 ※あらすじはhttps://thetv.jp/より引用させていただきました

 

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