あすなこ白書

日本のドラマっておもしろい!

【なつぞら】110話の(私的)あらすじと感想~なつよ、尺は足りるのか⁉~

どうも、明日菜子です。ブログを書くのは三ヶ月以上ぶりになります。

 

昨日Twitterアカウント(@asunako_9)が凍結しました。明日菜子アカウント(ドラマ感想)を開設してから約2年半、ツイッタ歴自体は9年以上になりますが、こ、こんなこと初めて……。昨日月曜日はドラマを珍しくリアタイせず、大好きなお店でマスターと2期ぶりにドラマ談義を交わしておりました。そのお店自体が名作『隣の家族は青く見える』のロケに使われていた場所で、となかぞ・わたさくファンにとっての“聖地”でもあります。

 

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http://shotobase.com/

 

月曜から飲んでま〜す!ドラマ談義してま〜す!と呟いて、すぐ凍結。なぜ……?!間違いなく2019年ショックだった出来事TOP5に入る。

 

ちなみに、飲みにきたぜ〜以前のツイートは「リア友にまでTwitterのこと言われてるけど、なんで私が四六時中Twitterしてる前提で話すん?笑笑(要約)」だった気が。……それか?ごめんなさい、寝てるとき以外はTwitterしてます。あとはドラマの感想と……「#ドラクエ映画 で検索するたびに、実写版デビルマンが見たくなる摩訶不思議現象が起きている」ってツイートしたくらいかな。恐らく一時的なトラブルだとは思いますが、Twitterは繋がりの場でもあり、私の日々の積み重ねでもあるので、一刻も早く元に戻ってほしいマジで。実写版デビルマンも必ず履修するから……。

 

メインツールのTwitterが遮断されて絶望的な気持ちになりましたが、逆にこれは放置していたブログを書くチャンスだとも思いました(でも早く戻ってくれ)。

 

私はTwitterで各ドラマの感想(今期は16-18本+朝ドラ&大河)を書いています。その中でも毎日(正確に言うと週6)必ずツイートしているのが、朝ドラ『なつぞら』感想。雨が降っても体調が悪くても二日酔いでも特に言うことがなくても呟いてきた朝ドラ感想ツイートを、凍結ごときで止めるわけにはいきません!!というわけでTwitterが復活するまで、ブログにて感想をつらつら書きます。

 

www.nhk.or.jp

 

110話「なつよ、開拓者の郷へ」

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前回のお話(by明日菜子)

坂場からのプロポーズに応えたなつ。二人は、なつの故郷・北海道十勝に来ていた。父・剛男は農協の専務に就任し、夕見子は農協に就職。農業の新しい可能性を探すべく、海外視察にも同行したらしい。柴田家は皆健在で、照男の息子・地平や末っ子の明美もすっかり大きくなっていた。結婚の挨拶は滞りなく(?)終了。会社を辞めた坂場を不安に思うものの、「なつが決めた人ならば」と二人の結婚を祝福した。

 

 

「雪月」にて北海道メンツが大集合!

坂場となつは、帯広の「雪月」へ結婚の挨拶に行く。そこには役者を辞め、菓子職人として邁進する雪次郎の姿があった。「俺がいなくても東京は回るんだな」と寂し気な様子を見せた雪次郎だが、本人曰く菓子職人の方が合うらしい。雪之介や妙子、そしてとよ婆も皆健在。とよ婆は雪之介に支えられながら登場したものの、「柴田の爺さんに(坂場は)殺されなかったかい?」と口の悪さは相変わらずだった。

雪月一家と会話に花を咲かせていたところに、高校時代の恩師・倉田先生が登場!興行的には成功と言えずに終わった『神をつかんだ少年クリフ』を絶賛した。そこへ夫婦となった番長&よっちゃんも登場!よっちゃんは第三子を妊娠中で、天陽家族にも男の子がいると言う。

 

夕見子の開拓者精神が目を覚ます!

農協に勤めている夕見子は、田辺組合長のもとで酪農家たち主体の乳製品工場の建設に奮闘している。よっちゃん家の牧場を継いだ番長曰く、北海道の酪農家は8~9割が赤字経営で苦しんでいるらしい。田辺組合長は、企業を介さずに酪農家自らが乳製品を消費者に届ける「酪農王国」を目指していた。

ところが工場建設に国からの横やりが入る。「十勝全域を国の集約酪農地域に指定する」という文章が届いたのだ。集約酪農地域に指定されると国の補助金を受けることはできるが、独立した乳製品工場を建てることが出来ない。たった一つ残された道は、工場新設の届け出を明日の午前中までに役所へ出すこと。そのためには、組合長会議で一刻も早く決定を下さねばならない。酪農家の一致団結を見せるため、夕見子は泰樹に会議へ出席するよう願い出る。人が大勢いた方がいいからと、なぜかなつと坂場も会議に出席することになった。

 

***

 

やっぱり楽しい北海道編!坂場となつの結婚で一波乱あるかと思いきや、まさかの十勝酪農家・独立編へ……。話が壮大すぎる。会社を辞めた坂場はまだしも、なつの仕事は大丈夫なのだろうか。

変な男にひっかかって結局実家に帰った夕見子が腐ることなく、自分の道を突き進んでる姿は誇らしい。柴田牧場の面々だけではなく、雪月一家が健在なことも嬉しかった。とよ婆の老いは目に見えてわかったけど(そこを自然に表現する高畑淳子が素晴らしい)、「そしたら今は無職かい?」「それでよく来たねえ」と言葉のキレは鈍っちゃいない。

 

ヒロインの一挙一動に声を荒げたくない……のだけど。どうしてなつはこんなにも擦れてしまったのか。どうも視聴者に嫌われるように作られているとしか思えない。(これが“朝ドラ鉄板の国民から愛される清楚系ヒロイン”へのアンチテーゼなのだとしても、少々やりすぎだと思う)

 

富士子「(仕事に一生懸命な)おかげで、夕見子もなかなか結婚の事を考えてくれないんだわ」

 

なつ「ごめんね、夕見。夕見より先にして」

 

夕見子「大丈夫、全然羨ましくないから」

 

鼻から紅茶豆乳が出ると思った。爽やかな朝に言わせる台詞ではないと思います(アラサーOL/東京在住)なぜこんなにも“嫌われ”に向かっているのか謎。ひたすら謎なのである。

しかし、この辛辣モーニングトークのおかげでフラグが立った。「なかなか結婚を考えてくれないと親を悩ませる夕見子」×「グズグズしないで早く相手を探せと周りから言われる雪次郎」である。なつ×坂場と同じく、行く末を見守っていきたい。

 

ところで帯広に飛ばされた移動になったノブさんは元気だろうか……。ノブさん、私はTwitterを凍結されても元気です(早く復活して!!)