\みんな~~!ドラマ見てる~!?/
どうも、明日菜子です。初回感想のブログはどんなテンションで書けばいいのだろう、迷いに迷って今期はこんなテイストでいってみます。季節はすっかり春。某冬ドラマの感想が下書きにあるにも関わらず、新ドラマが始まってしまいました。
「ドラマは最初から見た方がおもしろい」常々そう思っている暇な私が、各局の新ドラマの初回感想(大事なことなので太字)を足早にお届けします。放送後一週間はTVer(https://tver.jp/)などの配信サービスで無料配信を行っているので、気になる作品はぜひチェックして見てください!
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『向かいのバズる家族』ー日本テレビ/木曜23時59分ー
SNS内に別人格を持つことから、SNSに翻弄(ほんろう)される姿を描く家族の物語。主人公のカフェ店長・篝あかり(内田理央)の「表の顔」は人当たりがいい明るい女の子だが、SNS上では誰にも言えない「裏の顔」を持っている。あかりや家族がそれぞれSNS上で“バズって”いくことで、平穏な家族に異変が起こっていく。(ザテレビジョンより引用・以下同)
初回満足度:★★.5
カフェ店主のだーりおは趣味が風刺ユーチューバー、父のTKO木下は炎上必須の陳腐な実写ドラマを作り、母の高岡早紀は趣味の料理動画が思いがけない胸チラで再生数が少し伸び、弟はネットで正論振りかざす…そんな困った家族のお話。
日テレ木曜深夜枠の中では面白い方だけど、終盤はダレたかな。一時間が長かった。SNSや承認欲求などの胸がザワザワする類が好きな人、3Aを楽しめていた人は面白いと感じるかも。
#向かいのバズる家族 初回。木曜F枠の中では面白い。でも30分枠で良かった、最後間延びしてたような。普段はニコニコカフェの店長だーりおが、なまはげ悪口YOUTUBERとして活躍してる話。父は炎上劣悪ドラマを作り、母も弟もバズりたがってる。胸がざわざわする話し、着地点は一体どこだ
— 明日菜子 (@asunako_9) 2019年4月6日
『きのう何食べた?』ーテレビ東京/金曜0時12分―
原作は、よしながふみの同名漫画。弁護士・史朗(西島秀俊)と美容師・賢二(内野聖陽)の男性カップルの日常を、毎日の食事を中心に描く。史朗は、同性愛者であることを職場で明かしていないが、一方の賢二は常連客にまで話をしていることが判明。偏見を持たれることを嫌う史朗は、賢二に激怒する。
初回満足度:★★★★★
「なぜ実写化しないのか」と各方面から声が上がっていた、よしながふみの漫画がついにテレビドラマ化!グルメとニッチなドラマを作らせたら天下一品なテレビ東京が制作に踏み切り、初回から絶賛されております。
特筆すべきは、内野聖陽演じるケンジの再現度。ネット上で長期化していた「何食べを実写化するならキャストは誰がいい?」論争に、一つの正解を出したと断言できるほどのジャストミートキャスティング…!!対して西島秀俊演じるシロさんは、見た目だけで言えばシロさんではない。「弁護士で年齢の割に若く見えるイケオジ」を演じるならば当てはまる人は沢山いるけど、ここに「シロさん」という固有名詞が付くと、難易度がグググッと上がります。何でかって?そこは上手く説明できないから原作を読んでくれ…!見た目は西島さんだけれども、西島シロさんもナイスキャスティング。逆にそこがいい。現実世界にシロさんが存在したら、こんな感じの人なんだろうなぁと思わせてくれます。
LGBTをテーマにした作品も増え始めた今日この頃、原作を知らない方の中には「またそういう系か」と思う方もいるでしょう。でも今作のメインテーマは「食」。生活に欠かすことの出来ない「食」を通して、シロさんとケンジの日常を描いているのです。シロさんとケンジの日常には嬉しいこともあるし、厳しい問題にぶつかることもある。彼らのセクシュアリティも厳しい問題の一つに過ぎません。「LGBTに対して問題定義をしている作品なんだ…!」と肩ひじ張らずに、二人の世界にゆるりとおじゃまする感覚で見てほしいです。今期激押し!
#きのう何食べた 初回。原作読んでる組。なに食べを実写化すると、こんな世界観になるのかとホクホク。見た目は違うかなと思いつつも、西島シロさんは不意に原作と同じ表情を見せるし、内野ケンジは一つ一つの表情とフォルムがケンジそのものだった…!変に“コスプレ感”がないことも好印象! pic.twitter.com/VKxpcxvm7z
— 明日菜子 (@asunako_9) 2019年4月5日
レシピ本も出るそうな…!原作ファンにとっては待望の一冊です。

公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ~
- 作者: 講談社
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/04/25
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『ミラーツインズ』ーフジテレビ/土曜23時40分ー
20年前の誘拐事件によって生き別れた双子の兄弟を描くサイコサスペンス。事件から20年。刑事となった圭吾(藤ヶ谷太輔)は、事件を引きずりながら、行方不明の兄・勇吾(藤ヶ谷・2役)を捜し続けていた。そんな中、殺人未遂事件が発生。被害者・田島(濱津隆之)の証言と犯人のDNAから驚きの事実が浮上する。
初回満足度:★★★
久々の東海テレビらしさがない東海テレビ枠。内容的には、火9や木10などのプライム枠でも放送できそう。何故かどの作品でもツッコミどころが多い役を演じる渡辺大、藤ヶ谷に突っかかりすぎでは…⁉毎週のキスマイブサイクを楽しみにしている一視聴者から言わせていただくと、圭吾と恋人・里美(倉科カナ)のシーンが結果VTRに見えてしまうことだけが懸念。大丈夫?そのうち一般人のコメント流れたりしない?(画像参照)
#ミラーツインズ 初回。この枠しか空いてなかったんだろうけど、放送時間が深いのが勿体無いな。リアタイする時は眠気との戦い。渡辺大がなにかと突っかかる役で逆に面白かった。家でのシーンがめちゃくちゃキスマイブサイクに見える…!倉科カナの役名は「マイコ」ですか?
— 明日菜子 (@asunako_9) 2019年4月9日
『ラジエーションハウス』ーフジテレビ/月曜21時ー
レントゲンやCTで患者の病やけがの根源を見つけ出す放射線科を舞台に、窪田正孝が天才放射線技師を演じる。唯織(窪田)は思いを寄せる幼なじみ・杏(本田翼)に再会したい一心で生きてきた。唯織は杏が放射線科医として働く病院に勤め始める。唯織が再会に喜ぶ中、有名な写真家が搬送されてくる。
初回満足度:★★
みまーす! #ラジエーションハウス
— 明日菜子 (@asunako_9) 2019年4月8日
んー導入イマイチだな
— 明日菜子 (@asunako_9) 2019年4月8日
リアルタイムで初回放送を迎えたものの、山口紗耶香演じる放射線技師がTHE理想の山口紗耶香でめっちゃ最高ー!と呟いた次のツイートがこれでした。主人公が放射線技師を目指したキッカケと憧れの女の子との出会いを描いた導入が、とてもモタモタしてた。テンポのグダグダ感もさることながら、「放射線技師とは何ぞや」がパンピー視聴者にはイマイチ伝わらない初回でした。患者の人間ドラマ部分もイマイチ。イッセー尾形がゲストだったのに…!
窪田正孝率いる医療チームは、次世代感があってワクワクします。原作は面白いらしいので、是非ともテコ入れを期待したい。「好きな女の子にゴミのような目で見られる不憫な窪田正孝」が好きな方にはおススメです。不憫な窪田正孝、私は好き。
医療ドラマってきちんと事実に基づいて専門性が高い内容であることは必須条件だと思うのだけど、それを上手く噛み砕かないとパンピー視聴者はついていけないのよね。医療ドラマとしても人間ドラマとしても立ち位置が微妙。イッセー尾形がゲストの回ならば、内容をもすこし頑張って欲しかった!勿体無い
— 明日菜子 (@asunako_9) 2019年4月8日
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単発ドラマですが、テレビ朝日の単発SP『離婚なふたり』(4月5日・12日放送)も面白い。TVerで前半を配信中なので是非!
次回は日曜日の日テレドラマ『あなたの番です』放送後に更新予定ですー!
※あらすじはhttps://thetv.jp/より引用させていただきました