あすなこ白書

日本のドラマっておもしろい!

【なつぞら】123話の(私的)あらすじと感想~なつよ、いよいよ出産だ!~

 どうも、明日菜子です。私のTwitterは相変わらず凍結中ですが、『なつぞら』はクランクアップを迎えたらしい。広瀬すずさん、出演者の皆さん、本当にお疲れ様でした!スタッフの皆さん、最後まで楽しみにしています!

 

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123話「なつよ、新しい命を迎えよ」

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育児と仕事の両立に悩むなつ

 なつは検診の為に病院へ。産後6週間で職場復帰していいものかと担当の高橋先生に相談すると、「それは生まれてみないとわからないけど、坂場さんの場合は大丈夫なようにするしかないんでしょ?」と言われる。働く母親の先輩として、なつは高橋先生から心強いエールを貰った。しかし役所で保育所のことを相談してみると、職員から「本来は母親が子供を育てるものなんです。勘違いされていませんか?」と言われ、なつは考えこんでしまう。

子供をどこに預けるかの答えは出ないまま、なつは臨月を迎えた。陣痛のような痛みを不安に思うなつと坂場の元へ、北海道から富士子がやってくる。

 

***

 

今日の目玉は間違いなくW田中の登場!坂場が子育てのことをきちんと考えてくれていたことを知り、なつもお役所へ相談しに行くものの、玉砕。「なぜ母親が子供を育てないんですか?」真弓が淀みなく振りかざした“当時の常識”は、なつでなくともウッとくるものがあった。しかし裕子が言うように“大丈夫なようにするしかない”のだ。

 

今日は産休前のなつの最終出勤とあって、珍しくなつが後輩を指導するシーンがあった。後輩役は、怒られることに定評のある坂口涼太郎。ドラマでの彼はたいてい上司に怒られるか、誰かの反感を買っている(1シーズンに1回は見かける気が)。

 

 

欲を言うならば、なつの“こういったシーン”がもっと前に見たかった。えっなつも後輩指導するんだ、と少し驚いた。なつの出産が無事に終わり育児がひと段落ついた時は、なつが後輩を育てるところを含め、アニメーション編をがっつり描いてほしい。

 

いよいよ出産を控えたなつの元へ、北海道から富士子がやってくる。昨日はギャグが滑ってるぞと言ってしまったが、気分はどうだ?からの「子牛を産む母牛になった気分」は悪くなかったぞなつHAHAHA!明日は剛男とおんじもやってくるらしい。

坂場も働いてるとはいえ、生活カツカツ新婚夫婦の家がなぜあんなにも広いのかと、ずっと疑問に思っていた。その謎がようやく解ける気がする。

 

【なつぞら】122話の(私的)あらすじと感想~なつよ、少し黙っとく?~

 どうも、明日菜子です。皆さんご存知だと思いますが、相変わらずTwitterは凍結中です。

 

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122話「なつよ、新しい命を迎えよ」

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 新会社「マコプロ」にイッキュウさんが誘われる

帰国後のマコはアニメ制作会社を立ち上げていた。名前は「マコプロダクション」。テレビ漫画の企画を出している段階で、下山さんも合流するつもりらしい。マコは演出家として来てほしいと坂場を誘うが、坂場は答えを出せずにいた。なつと生まれてくる子供のために、自分は働きに出ていいのかと悩んでいたのだ。

なつは茜に子供のことを相談する。茜曰く、子供が1歳にならないと施設には預けることは出来ないらしい。一方、坂場はマコプロダクションを訪れていた。

 

***

なんなんだ、この“坂場くん強化週間”は……!!

 

 

坂場くんの功績を讃え、8月の第三週目は「夏の坂場まつり」と題して一週間公休にしてほしい。マコさんが立ち上げた新会社「マコプロ」に誘われた坂場くん。再びアニメーション制作の現場に携われる喜びを押さえて、最初に言ったのが

 

「君はどうなるんだ?」

 

「僕が働きに出てしまったら、君はどうやって働くんだ?」

 

なつが「このまま働きたい」「作画監督もやってみたい」と言った時はすぐに背中を押したのに、自分の事になると「家はどうなる?」「なつはどうなる?」と立ち止まる。しかも茜ちゃんの家で育児シミュレーションもしてるって……お前ってやつは……!!

坂場くんの自己犠牲の精神は、前作『まんぷく』のヒロイン・福子に近いものを感じる。坂場くんもまた、なつの“才能”に惚れてしまった人なのだ。坂場くんはなつの才能を誰よりも信じているし、優れた才能を持つなつを誰よりもリスペクトしている。しかし、肝心の自分の才能には気づけていない坂場くん。今回のマコプロへの誘いも「い、今の坂場くんなら断るんじゃないか……」と少しハラハラしながら見ていたが、マコさんの誘いを受けてくれて本当に良かった。しかもきちんと「一年」の期限も設けて、我々視聴者の懸念も颯爽に解決してしまった。なんというイケメン。なつだけではなく、我々視聴者も坂場くんには頭が上がらない。

 

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こうなってくると、いちいち気になってしまうのがなつの一挙一動である。

 

私は朝ドラ新参者で、今作『なつぞら』で2作目だ。毎回視聴率が20%超えるだけあって朝ドラの人気は凄まじく、比例するようにアンチも多い。私自身も「ん?」と思うことはあるけれど、半年の長丁場でもあるので「ん?」と思う部分も肥やしにし、なつには一回りも二回りも成長していってほしい……と何処かおんじのような目線で見守っていた。

 

しかし、しかしだ。

 

なつぞら』終演まで約一か月半。なつへの「ん?」が収まるどころか、なつの暴走が日に日に加速していってるように見えて辛い。本当に辛い。後から回収されるにしても、「どうして今この発言を?」と思ってしまうような突飛な台詞が続く。

子供が出来なかったから夫と相談してやりたいことをやろうって思ったの、と言うマコさんのセンシティブな話題に対して「別れちゃったんですか?」はさすがにデリカシーがなさすぎる。そこで間髪入れずにマコさんがへし折ったからいいものの、今朝のマコ×坂場夫妻のシーンでも「ここになつがいなければいいのに……」と思ってしまう自分が辛かった。その後の「(イッキュウさんらしさって)予算と締め切りを守らなくてもいいってことですか?」もなつ曰く“冗談”らしいが、マジでスベってる。恐ろしいほどにスベってる。……かと言って、なつが出てこないわけにもいかない。いっそのこと、なつにこれでもつけとくか。

 

 

巷では「なつアゲ脚本」とも言われているが、どう考えても「なつサゲ脚本」だと思う。なつの周りの人の好感度が上がる度に、なつ自身の好感度が下がっていく。本当に申し訳ないけど、アンチに種を撒いてるようにしか見えない脚本なのだ。

 

こうなったら、出産と共になつの中に潜む“膿”も出し切ったほうがいいんじゃないか。ウッチャンナレーションで<こうしてなつは、可愛い赤ちゃんを産みました。おや?赤ん坊と共に、なつの中にあった邪悪なものも出し切ったようです>みたいな内容をぶち込めば、突然のキャラ変更にも納得がいくだろう。もしあさイチのプレミアム・トークに脚本の大森氏がゲスト出演した際は、博多華丸氏に「なしてなつはああなったとですか?」と、飄々とした声で聞いてほしい。

【なつぞら】121話の(私的)あらすじと感想~なつよ、マコさんが帰ってきたぞ!~

 どうも、明日菜子です。Twitterがアカウントロックされているので、ブログになつぞら感想を書いています!会社の人もアカウントを過去に凍結されたらしく、この度異議申し立てをしたら3日後には解除されたらしい。えっ、私は?

 

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121話「なつよ、新しい命を迎えよ」

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なつの妊娠報告とマコさんの帰国 

咲太郎と柴田家に妊娠報告をしたなつ。みんながなつの妊娠を喜んだ。それから数か月が経ち、なつのお腹もすっかり大きくなっていた。ある日、なつの家に帰国したばかりのマコが現れる。『神をつかんだ少年クリフ』を見て、アニメーションへの気持ちが再燃したと語るマコは、坂場にまたアニメーションを作らないかと話を持ちかける。

 

***

 咲太郎夫妻と柴田家への妊娠報告。2大イベントを終えたなつのお腹はパンッパンになっていた。この調子なら水曜か木曜には生まれそう。次回作で作画監督を任されることをなつは坂場に報告するのだが、今日も今日とて坂場くんが素晴らしい。

 

坂場「うん…。なら、しかたないじゃないか。やるしかないだろ。」

 

なつ「いいの?」

 

坂場「いいよ。僕が好きに働けと言ったんだ。家で子育てをするのは、なにも女だけと決まってるわけじゃないんだ。2人でなんとか乗り切ろう、な。」

 

私は“なつ×天陽くん”も大好きだったが、どちらかと言うと、天陽くんはなつの一歩先を歩く印象があった。 絵の技術も、考え方も、結婚も。なつと天陽の関係を言葉にするならば、私的には「ソウルメイト」が一番近い。一方で、坂場一久という人は常になつの隣り、近くを歩いている気がする。なつと坂場も「同志」であり「ソウルメイト」なことに違いはないが、やっぱりなつの相手は坂場くんしかいないと思うのだ。

 

 

今回は妊娠の報告2連発とメインイベントがめじろ押しだったが、何といってもマコさんの帰国!! 「なっちゃんは知ってる?あの人が戻ってきてるんだよ」と、取り扱いの仕方がまるでヴォルデモート。外国帰りなのに吉祥寺で手土産を買うところが最高にロックだぜ。「今は包丁で指を切ってるけど、昔は漫画映画で自分のクビ切ったよね」は切れ味鋭すぎて笑うしかありません。坂場くんの主夫姿がこれから減っていくのは寂しいけど、マコさんが帰ってきたことでアニメ編がぐぐっと面白くなるのを期待したい!

【なつぞら】120話の(私的)あらすじと感想~なつよ、ひょっとしてイッキュウさんの子?~

 どうも、明日菜子です。なつぞらの感想しか更新できていませんが、他ドラマもすべて追っています!

 

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120話「なつよ、笑って母になれ」

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なつの妊娠を機に、女性の働き方改革を訴える

なつは妊娠のことを下山、神地、そして仲と井戸原に報告した。出産後の茜の雇用方針に腹を立てていた神地は「なっちゃんは契約でも良いと言っているけど、それで本当にいいのか?」と、仲たちに詰め寄った。これから、そして出産後の働き方について直談判すべく、なつ達は社長室を訪れる。 

 

***

今週からぽっと出てきた山川社長、あなたの方こそ何なんですか!!!(失礼)

 

 

社長「契約というのは、なにも意地悪で持ちかけてるわけじゃないんだ。働きやすいと思って提案してるだけなんだよ。」

 

なつ「出勤時間が自由になるからですか?」

 

社長「そうです。赤ちゃんがいれば、どうしたって長くは働けなくなる。以前と同じ責任を負えば、どうしたって周りに迷惑がかかるでしょ。それこそ結束を乱すことになるでしょ。だから契約にすれば自由に時間を使って働けて、その方が楽でしょ。」

 

与えられた【A】の選択肢がベストだとしても、選択肢が【A】しかない状況がそもそも不自由だ。「Aしか選択肢がないからAを選んだ」と「数ある選択肢の中でAを選んだ」ではまるで違う。“良かれと思って言ってあげるよ”的な社長の物言いは、現実世界でも「あるある」すぎて眩暈がした。キャリアプランの変更を受け入れるしかなかった茜ちゃんが気の毒にも思うが、「この子を置いて仕事にいけない」と本人が言っているのがせめてもの救いなのだろう。

 

 

次週、ついに田中裕子と藤澤恵麻が出演する。広瀬すず×田中裕子と言えば『anone』。あのねさんがハリカの出産シーンに立ち会うと思うと、今からエモエモのエモである。まさか残り一か月半で、またもや歴代朝ドラヒロインが出演するとは思わなかった。こうなったら遠野なぎこも出演してほしい、絶対に。

【なつぞら】119話の(私的)あらすじと感想~なつよ、坂場の株上昇が止まらない~

 どうも、明日菜子です。変わらずTwitterは凍結中、でもめげずにドラマを鑑賞中!(韻踏んだ)

 

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119話「なつよ、笑って母になれ」

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なつが妊娠する

なつの家に、茜たち東洋動画の同僚がやってきた。茜は社長に呼び出され、出産後は正社員ではなく「契約」として働くよう言い渡された。契約になると固定給ではなく、作画1枚○○円の単価性になる。この現象は東洋動画だけではなく、他の制作会社も同じだった。「このままではアニメーターの未来は暗い」と神地たちは業界の今後を憂いた。

その後茜は出産し、季節は秋に代わる。アニメーターとして変わらずに働いていたなつにも妊娠が発覚した。

 

*** 

なつ、妊娠!!
タイトルで分かっていたことだけど、週初めのなつは子供を作る気がなさそうだったので(「子供は贅沢かも……」発言)妊娠発覚のくだりは普通にびっくりした。そしておめでとう!茜ちゃんへの容赦ないキャリアプランの変更に皆で腹を立てるものの、出産後の茜ちゃん自身が「仕事を辞めて本当に良かった」と言ってしまうのだから、なつも考えてしまうよね……。

 

 

話はサクサク進むが、ここで流してはいけないのが夫・坂場一久についてだろう。「同僚にいたら面倒くさいけど夫にしたいランキング(私調べ)」第一位の坂場一久だ。近頃の坂場くんは、映画演出を手掛けていたのを忘れてしまうほど、主夫業がすっかり板についた(ただし不器用)。

主夫ターンに入り「不器用だけど良い人」の良い人が全身から溢れ出す坂場くんは、ただただ人として素晴らしいし、彼を演じる中川大志がこれまた本当に素晴らしい役者さんだ。広瀬すずが記念すべき100作目の朝ドラヒロインを演じることと同様に、その広瀬すずの夫役に中川大志が選ばれたのは定石通りだと思う。二人とも21歳の年。今日だけではないけど、特にこの119話は21歳と思えぬ貫禄と安定感があった。と言っても、今“若手”と呼ばれている方々はお芝居が上手い人がとても多い。その中でも、広瀬すず中川大志は間違いなく次世代を担う二人だと思う。

有難いことにイケメンパラダイスな『なつぞら』。たとえこれから真剣佑が出演しようとも、私は坂場を推すと決めた。

【なつぞら】118話の(私的)あらすじと感想~なつよ、咲太郎が美しすぎることが罪なのか~

 どうも、明日菜子です。相変わらずTwitterは凍結中なので、日課なつぞら感想をブログで書きます。

 

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118話「なつよ、笑って母になれ」

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前回はこち……ら?↓

117話の感想を更新したのになぜか消えました。会社の人に「直接書かないで、Gmailの下書きとかに残した方がいいよ!」とアドバイスを頂きました、正論!

 

※更新(問い合わせしたら復元出来ました!ありがとうはてなさん!)

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姿を消した亜矢美

咲太郎の結婚となつの誕生祝いを兼ねた祝賀会が、風車で開かれた。ゴールデン街に店を移すと言う亜矢美に、咲太郎は猛反対。風車の移転先は自分たちに任せてほしいと申し出るが、亜矢美はそれを断った。数日後、なつと咲太郎は風車を訪れる。亜矢美の姿は既になく、煙カスミから知られざる亜矢美の思いが語られた。

 

*** 

 

幻の)117話の感想では「咲太郎×亜矢美の関係を色恋と結びつけるのはどうなのよ……」みたいなことを書いた。でも雪次郎の「亜矢美さんは、咲太郎さんのこと好きなんでないかい?男として」発言や、カスミの亜矢美を見る目が不穏すぎるしでもでもそれはどうなんだみたいなことを書いていたら本当にそうだったああああああああああああああああああああああああ

 

 

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朝8時10分頃の私

 

「亜矢美の秘めた思い」はまさかのカスミから告げられ、(本人の口から聞いてないので)正解ではないかもしれないけど、現時点での正解にはなってしまった。咲太郎×亜矢美の言葉にし難い尊い関係を“色恋”にしてしまうのか、してしまうのか……。脚本の大森さん、男女の間には友情が成立しないと思っているタイプですか?え??!

 


昨日の(幻の)感想にも書いたしツイートもしたけど、亜矢美→咲太郎ならば「母ちゃん」呼びはやめてほしかった……。“母ちゃん”呼びを始めたのは他でもない亜矢美自身なのに、本人からいつまでやってんだよと言われ、やめろと言った理由が「息子だと思った咲太郎を異性として意識してしまったから……」はどうなの。我々視聴者以前に、亜矢美の為に結婚を決意した咲太郎は、どんな気持ちで受け止めればいいのだろう(まあ亜矢美に頼ってもらいたいが故に結婚した咲太郎も謎だが、どっちにしろ好きな人と結婚できたマダムは勝ち組!)。山口智子が大好きな役者だからこそ余計に辛い。本人がいない前でセンシティブな気持ちを劇的に語ったカスミも無粋すぎるだろう。この先どんでん返しが待っていたとしても、現時点での正解があまりに酷すぎる。

 

亜矢美の真意はさておき、心優しい咲太郎に再び「女たらし」のレッテルが貼られたように感じたエピソードだった。尺が短く半年クールの朝ドラでウダウダ言いたくないけれど、後味があまり良くない朝でした。

 

【なつぞら】117話の(私的)あらすじと感想~なつよ、咲太郎と亜矢美の関係に言葉なんているのか~

 

 どうも、明日菜子です。Twitter社はお盆休みかな?HAHAHA!

 

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117話「なつよ、笑って母になれ」

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今までの咲太郎と亜矢美

風車に残った咲太郎と亜矢美。亜矢美は、心を閉じていた出会った当初の咲太郎との思い出を語り始める。あの頃の咲太郎は、妹たちを迎えに行くために金を稼ぐことにただただ必死だった。咲太郎は自分をもっと頼ってほしいと亜矢美に告げる。「それならばまたムーランルージュを建ててくれよ、死ぬ前にもう一度踊りたい」と亜矢美は笑ってお願いした。そして数日後、風車で祝賀会が開かれる。

 

「仕事が続けにくくなるから、あまり大袈裟にしないで」

夏風邪をひいた茜は妊婦の為に薬が飲めず、体調を崩していた。なつは茜に早めの帰宅を促し、下山にも家まで送っていってほしいと説得する。しかし肝心の茜に「あんまり大げさにしないで。仕事を続けにくくなるから。」と言われてしまう。

 

***

ドラマの感想を毎日書いていると、自分でも驚くぐらいに筆が進むときと、筆が進まないどころか動かないときがある。15分しかない朝ドラで筆が止まった時は特に悲惨で、朝8時に見たことをその日の夜遅くまでウンウン唸りながら考えたりもします。何が言いたいかって、まさに今その状態。話が面白くないとかではなく「そっかー!」で終わっちゃう。そっかー!ではいけないんだよそっか!ーでは!!(TO自分)そっかー!と思っちゃいましたが、今日も書きます。

 

 岡田将生、美の暴力……!

 

昔話を肴に酒を飲む咲太郎と亜矢美。この二人ってどこかで見たことがあるよなぁ……とTLを眺めていたら、

 

 

そ、そうだそれですー!!と画面前で叫びそうになった。一時期Twitter「#魔女集会で会いましょう」タグが爆発的に流行り、そのタグにインスピレーションを受けた絵や漫画が大量に投下された(しかも皆うまい)。スタンダードな設定は「不老不死の魔女が人間の子供を拾って育てると立場が逆転する」というもので、まさに今朝のエピソードは#魔女集会で会いましょうがついてても違和感がない。

 

 

私も”咲太郎×亜矢美”の「偽親子」は大好きで、”岡田将生×山口智子”が並ぶ画も実に洒落ていると思う。しかし一つ気がかりなのは、蘭子にメロメロ期の雪次郎が言った「亜矢美さんは、咲太郎さんのこと好きなんでないかい?男として」(第101話)ここが(悪い意味で)どうしても気になる……!その当時も「実は亜矢美が咲太郎に恋愛感情を抱いてました的な展開は好ましくないけど、万が一億が一そうだとしたら、『母ちゃん』呼びだけはやめてほしかった……」みたいなことを呟いたのですが、引用したくても私のアカウント凍結しているなHAHAHAHA!!!

 

若くして亡くなった恋人の面影を重ねることはあるかもしれないけど、それはあくまでも「懸命に夢を追った若かりし彼」であって、そこに恋愛的な意味はないと信じたい……。しかし、亜矢美を見るカスミ(戸田恵子)の目が不穏すぎたので、亜矢美編にひと捻りふた捻り(咲太郎への秘めた思いor体の不調)があるんじゃないかと、朝から気が気でなかった。そっかー!と思ったわりには文字数が多いな、明日に続けよ……!